アトピー性皮膚炎の検査方法の一つにパッチテストがあります。
このパッチテストとはいったいどんなテストなのでしょう。
分かりやすく書いてみます。まず、これが体に触れると嫌だろうなと思うものを、
布なんかに染み込ませます。その布を肌に貼り付けて、遅延型反応を調べるのです。
ここでいう遅延型反応とは何かというと、何日間後のアレルギー反応が、
どんな反応なのかを調べるというものです。
ちなみに、何日間か後に肌が赤くなったりの症状があらわれたりする、
つまり異常が認められた場合はこの検査において陽性であったという結果になるわけです。
この検査を方法を実施する対象は、遅延型アレルギー反応及び、接触アレルギー反応が
その対象となります。
つまり、このテストの意味は、このテストで陽性になった物質の、
体への接触だったり摂取などから回避することでアトピー性皮膚炎の、
改善を図るためのものなのです。
しかし、このテストだけで、特定のアトピー性皮膚炎の原因となる、
アレルゲンの特定というのは難しく、あくまで参考程度であると考えてください。