アトピー性皮膚炎になる原因は前にもいいましたが、はっきりしません。
しかし、最近になって少しづつ原因らしきものが見えてきました。
アトピー性皮膚炎になる原因の一つは食べ物です。
食べ物の中には人によってアレルギー症状を引き起こす要因になるものがあります。
これをアレルゲンと呼びます。アレルゲンはいろいろで、人それぞれで違います。
特に幼児期は食べ物がアレルゲンになるケースは大変多いのです。
「卵を食べると蕁麻疹ができる」「牛乳を飲むと眼が充血する」などのケースがそれです。
それではどういった食べ物が原因となりやすいのでしょう?
なんといっても卵はナンバーワンです。特に卵の白身は要注意です。
次に、牛乳を筆頭とした乳製品も負けず劣らず要注意食べ物なのです。
その他にも、豆腐や味噌が代表の大豆も残念ながら要注意ですし、
うどんやパンの原料である小麦、えび、かに、そば、挙句のはては米、
それも例外ではないのです。
つまり、アレルゲンがアトピー性皮膚炎を引き起こす原因の一つと考えられます。
逆にいうと、妊娠中のお母さんが、要注意食べ物の筆頭である卵、牛乳を摂取しない。
つまり、アレルゲンになり得る食べ物の摂取を控えることが、
アトピー性皮膚炎の発症を抑制する方法の一つともいえるのです。